健康と体力には自信があったのに
突然、不整脈の発作に襲われて
岡山県岡山市 寺西忠さん 54歳（取材時）
■健康と体力には自信があったのに
「大好きなお酒を飲んでいた時でした。急に脈が飛んで心臓がドッドッドドド…ってなって。ただ座って飲んでいるだけなのに、いったい何が起きているのかとすごいビックリしました。2年半くらい前のことだったと思います」
もともとジッとしているのが苦手な行動派で、健康と体力には自信があった寺西忠さん。休みができると日本海の方まで釣りに出かけるなど、仕事も趣味も充実した生活を送っていました。ところが、何の前触れもなく、ある日突然不整脈の発作に襲われてしまったのです。
元々はサラリーマンをしながら、20代30代の頃は空手やキックボクシングに打ち込んでいたスポーツマンの寺西さん。痛みやしびれでいろいろな整体・カイロに通っても治らない、痛みを分かってもらえないという経験から一念発起して勉強をはじめ、「テラ施術院」を開業して20年以上になります。
「自分自身が痛みやしびれの辛さをわかってるので、患者さんの苦痛を理解しながら検査と施術をする仕事をしています。ところが、施術する側の私が不整脈の発作を起こすなんて、全く想像もしていなかったので、とにかく怖かったです」
■不整脈なのに問題ないと言われて
不整脈の発作を起こす前に、魚釣りをしていた時「ウッ」と胸が詰まるような感じがして「なんだコレは!?」ということが１～２回あった寺西さん。その時は不整脈の発作に結びつくとは全く思わずに、すっかり忘れていました。
「思い起こせば、あれが前兆だったのかもしれませんね。もう一つ思い当たるのは、空手やキックボクシングなどの激しい運動をしていたことですね。ものすごく頑張って限界が来ても、その限界を超えてさらに頑張ることを繰り返していました。当然、心拍数もすごく上がるので、心臓には負担をかけていたと思います。それも原因だったのかな…と思う時もあります」
経験したことのない心臓の脈飛びが心配になった寺西さんは、すぐ地元の病院へ行って検査を受けました。ところが、結果は「異常なし」という診断。24時間ホルターをつけて検査をすると確かに脈が飛んでいて「期外収縮」という不整脈を起こしています。それでも医者から言われるのは「心配ない」という言葉だけです。
■仕事にも趣味にも不整脈の影響が
最初の発作を起こしてからは、いつどこで不整脈に襲われるかわからない生活が始まりました。脈飛びはだんだんと回数が増えて、継続時間も長くなっていき、仕事や生活にも影響がでてきます。発作が出ると病院に駆け込むということを何回も繰り返すようになっていました。
「困るのは、患者さんが来て施術をしている最中でも発作が起きるんです。『ちょっと待ってて…』とは言えないですから、不整脈が治まらなくても集中力を失わないようにしながら施術していました。友人のいる鳥取に釣りに行った時も４～５日滞在しようと思っていましたが、不安で２日くらいで帰って来てしまいました」
お酒の誘いも断るようになり、釣りに出かけることもなくなりました。どこかへ行こうかと考えることがあっても、「もし出かけた先で何かあったら怖いし、迷惑をかける」という思いから行動できませんでした。さらに、期外収縮の発作が断続的に一日中続くこともあり、精神的にも追い詰められていた寺西さん。そんな日々を繰り返しているうちに、良くないことが頭の中をめぐるようになります。
■不安から抜け出した卵油との出会い
「この心臓が止まったら死ぬ…と考えるようになって、生まれて初めて自分の『死』というものを意識しました。これは何とかしないといけないと思ってインターネットで検索したら『卵油』を見つけて、その中から直感で決めました。いろいろな方の体験談を読むと『そうだよなぁ、わかる』と思う話がいくつもありました」
さっそく取り寄せて飲み始めてからは、だんだんと不整脈の発作が減ってきました。徐々にですが、いつの間にか心臓や不整脈を意識しない生活を取り戻すことができました。
「今気が付いたんですけど、もう半年以上も病院に行ってないです。つらい経験をして初めて、普通に生活できる有難みを実感できます。仕事も頑張れますし、コロナがおさまったら、運動や趣味を再開しようと準備しています」
車中泊ができるようにした車に乗って遠征して魚釣りを楽しんだり、スポーツも走ることはもちろん、近所に見つけたジムにあるサンドバッグを殴ったり蹴ったりするのを楽しみにしている寺西さん。日々、患者さんに施術をしながら、健康で充実した日々を送る準備を着々と進めています。
※お客様個人の感想であり、効果効能ではありません。
